Market Cross in Castle Combe   

11日目 Cotswolds Day 3

Bibury=>Castle Combe=>Kelmscott=>Bourton-on-the-Water=>Stow-on-the-Wold=>Bibury

Cotswolds 3日目の朝はうす曇り。雨はなさそうです。今日はBiburyより南下して、「絵画のように美しい村」と呼ばれる谷あいの村Castle Combe、William Morrisの別荘があった村Kelmscott、「Cotswoldsの水の都」といわれるBourton-on-the Water、「Cotswoldsで一番標高が高い町」Stow-on-the-Woldを訪れます。

Bibury=>Castle Combe
朝食後Biburyを散策、その後Castle Combeに向かいました。B4425、A419、A429、B4039を1時間20分ほど走るとCastle Combeに到着します。
このころには曇っていた空も晴れてきました。
この地は、ローマ時代に幹線道路であったThe Fosse Wayに隣接した重要拠点として駐屯地がおかれ、その後この地を支配したノルマン人もここを砦としていました。 17世紀にはウールの集散地として栄え、英国で最初に毎週1回の市がたったそうです。
村の端から端まで見渡せるMain Street ,"The Street",はCotswolds色の建物が続いています。町に1件あるGift Shopでこの村を描いた小さなリトグラフを購入し、Market CrossのそばにあるCastle Hotelの前でEnglish Teaを飲みながら、観光客が一人もいない静かな朝を楽しみました。
Castle Combe

The Street Market Cross


Castle Combe=>Kelmscott

お茶とクッキーで少し早い昼食を済まし、次の目的地Kelmscottへ向かいました。ここには、William Morrisの別荘であったMonor Houseが残っていて、博物館になっています。今日は金曜日で休館との情報を得ていましたので、周りの風景でも楽しめればと立寄ることにしました。
A429,A419,A417と走りFairfordを過ぎ、Lechladeで田舎道に入りしばらく走るとKelmscott Manor Houseの標識が出でいますので、これを右折して5分ほど走るとKelmscottの村はずれにあるMonor Houseに到着します。(ここはGoogle Earthでも載っていません) ここまでの所領時間1時間30分。

扉が開いていたので、中で草刈りをしていたおじさんに今日は見学できるのかと尋ねると手を休め愛想よく
「今日は団体さんの見学会があるので館内を見ることができるかもしれない。責任者に聞いてくるよ」と確認してくれました。 
結局2時からのツアー客のために開館する前に入場することができラッキー。 時間まで午前中に見学した団体(半数は日本人でした)に話を聞くと、彼女たちはOxfordの住人で、昨年この館が水害の被害を受け長期にわたり閉館していて来る機会がなかったのだが、つい最近修復が終わり今日たまたま開館することを知りTourに参加したそうです、我々もなんともラッキーなタイミングで来ることができたと感激。

館内はMorrisが集めた美術品や、彼が織ったとされているタペストリーなどが飾られています。各部屋にはボランティアのお年を召したレディー達が案内をしてくれます。 ある作品を前におばさんに「これを完成するのにどれくらいかかったの」と聞いたところ
"Oh! My memory has sudddenly gone"と顔を真っ赤にしてメモを参照しているおばさんの姿は本当に愛くるしいものでした。
皆さん、おばさんを困らせないようにね。 このかわいいold Ladyを後に次の目的地へ。
Kelmscott Manor House


モリスのデザイン


Kelmscott=>Bourton-on-the-Water

Bourton on the waterは街の真ん中を小川が流れ、「Cotswoldsの水の都」と言われているところです。町はずれの駐車場に車をとめ小川に沿って歩くと5分ほどで町の中心に出ます。 ここは交通の便もよく大型のバスも入るので多くの観光客が訪れていました。川にはいろいろな形状をした橋がかかっており、川沿いにはPubやRestaurantが軒を並べています。来るまでは観光地だからざわざわして俗化しているイメージがありましたが、意外と落ち着いた町で気に入りました。

ここで英国の郵便局事情をお知らせしておきましょう。EbringtonのB&Bのkeyを返すのを翌日になって発見。これを何とか速く送り返そうとHotelで 「DHLは来ているか」と聞いたら、「そんなのは来ないから郵便局で出すのが一番早い」と教わりました。そこでBiburyやCastle, Combeの郵便局で切手を買おうとしましたが売っおらず、Kelmscottへ向かう途中POST Officeという看板を見かけたのでここへもたち寄って見ましたが、ドアが閉まっており、「月曜から水曜日しかやっていないよ」と隣のレストランの人が教えてくれました。 あちらこちらで郵便局を探しましたが、やっとBouton-on-the WaterでGift Shopの中にある郵便局で鍵を返送することができました。 日本では考えられないことですね。 英国も民営化され質が落ちたという報道がなされていましたが、日本は大丈夫ですかね。

郵便物を返送し、川沿いのPUBでお茶にすることにしました。 こちらではクリームティーと頼むと、紅茶にスコーン2個が生クリームやジャムがついて出されます。 このスコーンもピンキリで当たり外れが大きいのですが、ここのものは「これはいけない」くちでした。




Bourton-on-the-Water=>Stow-on-the-Wold=>Bibury

お茶で一服したのちCotswolds最後の目的地Stow-on-the Woldへ。ここへはA429を利用して約15分で着きました。
この町は主要街道が集まる街。羊毛マーケットとして栄えた町で、現在はアンティークショップが多いことで観光客を集めています。残念ながら5時を過ぎて到着し、花の金曜日とあって各店はすでにクローズ。Pubではすでに酒盛りが始まっています。
仕方なく数件の開いていたGift Shopやタペストリーショップをまわり、Morrisデザインの小品を手に入れました。
4時を過ぎてクリームティーを食べたので腹は満腹。今夜は予定を変更して部屋でインスタントの五目飯を食べることにし、A429, B4425をとおり40分ほどでBiburyに帰り着きました。 腹ごなしに再びBiburyを散策。 夕日に映える建物と田舎道の風景を堪能しました。Cotswoldsの旅も今日で終りです。ここでも晴天に恵まれ、静かな英国の田舎を存分楽しむことができました。



 明日はBath、Stone Henge、Winsor Castleを経由してLondonに向かいます。 NEXTをクリックしてください。

    
 
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