南仏 プロヴァンス ドライブの旅
ポン・デュ・ガール, ニーム, アルル
Pont Van Gogh Arles |
DAY 2
滞在2日目。今日はローマ時代に建造された水道橋ポン・デュ・ガール、古代ローマ都市ニーム、ゴッホが描いた跳ね橋で有名なアルルに向かいます。
Avignon to Pont du Gard
今日の最初の訪問地は、旅程ハイライトのひとつ、ローマ時代の水道橋を訪れます。
アヴィニヨンから昨日立ち往生したヨーロッパ橋を渡り、D6100を御走ること40分、並木道をつき切るとポン・デュ・ガールに到着します。ここはBC12年のローマ時代、水源からニームに飲料水を送るために建造された水道橋で、導水路はニームまで50Kmもあったそうです。全長142m、高さ22m。最上部まで登ることが出来、水路も見学できます。水路はメんテされていて今でも水を運べるかのようでした。ローマ郊外に水道橋も見学しましたが、改めてローマ時代の建築技術に脱帽するばかり。
ポン・デュ・ガール | 水路 |
Pont du Gard to Nimes
ポン・デュ・ガールを後にA9高速有料道路を通りニームへ38kmのドライブ。約40分でニームに到着。 ニームには闘技場、神殿など古代ローマ時代の遺跡が残っています。車を中心部にある大通りBoulevard
Jean Jaur'esのショッピングセンター地下駐車場に入れ町を町を散策。
闘技場や神殿は小規模で少しがっかり。ニームで昼食を取りアルルへ向かいました。
古代闘技場外観 | 闘技場はイベントの準備中 |
ニームの街角 | ローマ神殿(メゾン・カレ) |
NImes to Aries
昼食後、ニームからA54(有料区間)に入りアルルへ向かいます。35Km約30分のドライブでアルルに到着、まず闘技場に向かいました。
ここは駐車場が狭く満車、道幅は狭いし一方通行も多く、多くの車が立ち往生。老婦人の運転する車が後ろも見ずにバックしてきて危うくぶつけられるところでした。というわけで市内を何度もぐるぐる回り、大通りわきの市営駐車場を見つけここに駐車(アルルではここが広くお薦めです)。
闘技場はニームより少し小さめ、ここでは闘牛が行われているそうです。闘技場から坂を下り少しいくとローマ時代の劇場があります。この劇場はローマ時代1万人規模の収容人数だったそうですが、オランジュと同規模のものがここにあったとは想像だに出来ないものでした。
アルルの円形闘技場 | アルルの円形闘技場 |
古代劇場 | 古代劇場 |
サン・トロフィーム教会 | アルル市内外観 ここの駐車場がお勧め |
アルルの市内を観光後、市内から南へ4mのところにあるゴッホの跳ね橋を訪ねました。市内の喧騒とは程遠く、訪れる人もまばらで、そこで
子供たちが水遊びをしていました。現在の橋はゴッホが描いていたものの復元で場所も異なるそうですが、彼がここにキャンバスを立て、1日中絵を描いている姿を十分想像できる場所でした。
ヴァン・ゴッホ橋 | 跳ね橋のある水路 |
Hotel Mas de la Chapelle Arles
跳ね橋見学後、再びアルルの市内に戻りさらに北へ6km田舎道を走ること15分。 周りは農場で道をだいぶ迷いましたがようやく今日のホテルHotel
Mas de la Chapelle Arlesに到着。このホテルはネット検索で広い庭園、屋外プール等を備えた長期滞在型と評判で価格もリーゾナブルだったのですが、部屋は暗くインド趣味の装飾で落ち着かずいまいち。庭は広く散歩にはいいけれど、造園中のところもあり残念。食事も町まで出かけなければならないので不便。 朝食をゆっくり庭でとれるのはまあ良かったけれど、アルルで宿泊の時は市内のホテルがお勧めです。
荷物を解きシャワーを浴びた後、ホテルでお薦めのプロヴァンス料理のレストランを紹介してもらい、タクシーでアルルの町へ食事に出かけました。"Le
QG"という名のレストランはフレンチ風多国籍料理で味はなかなかのもので大満足。飲み物を入れても2人で57EURでした。
Hotel Mas de la Chapelle Arles |