Phoenixに1週間滞在した後、次の目的地フロリダのオーランドに移りました。本来ならPhoenixからOrlandoへは直行便があるのですがUAのラウンドチケットを購入していたのでシカゴ経由でオーランドへ。朝の7時の便でChicagoにとび夕方にOrlandoに到着しました。OrlandoはDisney Worldやkennedy space centerがあるリゾート地でPhonexと違い高温多湿で9月でも蒸し暑い気候です。 今回は仕事の合間を縫ってKennedy Space Centerを訪れました。ここはOrland市内から車で1時間ぐらいのところにある島で広さは34000ヘクタールあるそうで、そこにロケットの組立てビル、2つの打ち上げ台、、4500mシャトル帰還用滑走路、スペースステーションの組立工場などたくさんの施設が点在しています。敷地内にはたくさんの湖沼がありフロリダ名物のワニも多数生息しているそうでセンターツアー中も1匹見かけました。あいにく発射台にはシャトルの姿が見られませんでしたが、ロケット組立てビルからサッカー場半分ほどの大きさのトランスポーターに乗り毎時1.6KMで発射台までゆっくりと運ばれるそうで其の姿は壮大だそうです。 また、打ち上げ時にはOrlandoでも窓がびりびりするそうで市内からもはっきり打ち上げが見えるそうです。
センター内にはスペースステーションの組立工場があり、日本のNASDAの機材も組立てが行われていました。ここで造られた機材をシャトルに積み込みスペースステーションまで運んで装着するそうです。スペースステーションにはロシアの隊員も常駐し、シャトルが使えない現時期はロシアの衛星で物資の補給を行っているそうで、昔の冷戦時代では考えられない国際協力が実現しています。施設内には3Dのスペースステーションの映画が公開されており、日本のNASDAの隊員の若田さんももステーション建設に非常に貢献してきたことを伝えていました。1日で足早に回りましたが全ての施設を見るにはやはり丸1日か2日はほしいところで次回はぜひ打ち上げを見に再訪したいものです。

発射台 アセンブリービルでシング
ロケットを載せた巨大なトランスポーターが発射台まで運搬する道 スペースステーション組み立て工場 各国のユニットが組み立てられている
スペースラボ模型 アポロ打ち上げに使われたサターンロケット


帰国途中のカナディアンロッキー(機内より)


 今回のUSAへの旅は10日ほどの長旅でしたが、いろいろな体験ができ、帰りの機内からはカナディアンロッキーの雄大な姿も捉えることが出来、搭乗機のUAを除き大満足の旅行でした。(もちろん仕事の結果もを含めて、、、)

 
  
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