白川郷

砺波から岐阜に抜ける白川街道を南下すると山間の盆地の中に白川郷があります。合掌造りで知られる独特の建築様式を持つ民家が点在しているこの地域は1995年世界遺産に登録され100軒を超える民家が今も昔の姿を残しています。

ちょうど名古屋金沢270kmマラソン大会の選手が名古屋から金沢に向かう途中この村を通り過ぎるのに出会いました。 この大会の由来は、名古屋金沢間で路線バスの運転手をしていた人が、街道の美しさに惚れ、自ら一本づつ街道に沿って桜の木を植えていったことに端を発し、その人物の死後この路線でマラソン大会が行われるようになりました。名古屋から山を越え時には雪と戦いながら270kmを夜を徹して走りぬけるハードな大会は、意外と年配のランナーが多く見受けられました。

大牧温泉

白川郷を訪れた日は大牧温泉で1泊しました。 交通手段が船しかない山奥の秘湯です。船でダム湖を登ること40分、そこに一軒宿の大牧温泉があります。 昨年たてかえられた温泉宿は、部屋に囲炉裏がありダム湖に面した部屋からは向こう岸のがけに鹿が現れるなど、山奥ならではの光景を楽しみながら露天風呂に浸ることができます。 温泉ファンなら一度はぜひ訪れたい秘湯です。

 

合掌造りの民家 村の寺

屋根の吹き替え作業中

名古屋金沢270kmマラソン大会中

 

村は田植えの準備中

 

大牧温泉への観光船

大牧温泉の対岸に現れた鹿

  

 
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