英国湖水地方への旅 |
5日目 Manchester経由湖水地方へ
パリCDG空港
今日はParis CDG空港より9:55のBA機でManchesterへ向かいます。 ところが飛行場に着いて判明したのですが、指定されたターミナルのどこにもBAのチェックインカウンターはなく、BA4852という便も不明。 とにかく案内所で確認すると、この便はflybeというBAの子会社の格安航空便であることが判明しました。
今回購入したParis=>Manchester, London=>ParisのBAの航空券は、Paris => Manchester便はflybeで運行されているようです。
飛行機はドアがタラップになる50人ぐらいの小さな飛行機で、座席は通路を挟み2列1列で普通の飛行機よりゆったりしています。機内のドリンクサービスはすべて有料。1時間ほどのフライトで48Euroですから格安ですね。
Manchester => Lake District (UK)
Paris CDG空港を飛び立って1時間ほどでManchesterに到着しました。荷物をピックアップして空港で簡単な昼食をとり、ターミナルビル向かいにあるハーツレンタカーの窓口へ。あらかじめ予約を入れておいたのは禁煙・オートマ・ナビ付きの車。 受付には、暇を持て余しているおばさんがようやく客が来たかとBusiness
modeに切り替えて対応を始めましたが、新人らしく手際がいまいちでもたもた。マニュアル片手に手続きをしていきます。
ナビつきの確認をすると忘れていたらしく、奥に置いてあるポータブルのナビを持ってきました。 バックの中を確認し使用法のマニュアルが入っていなかったのでこと、返却場所のBath
Officeの地図を求めると、
「私じゃわからないので階上の車が駐車してある処にエンジニアがいるから聞いてね」と問題回避。
とりあえず手続きを終え階上の専用駐車場でAudi A4をピックアップしました。
荷物を車に入れ、車のコンソールを点検するとナビが付いているではありませんか。それでもHertsのNaviにはHertsのofficeの場所が入っているはずで、車を返却する最後の日にこれを使うことにし、とりあえず車付属のナビををなんとか設定しいよいよ出発。
専用駐車場を出ようとするとゲートがあります。ここで駐車券を取って階下で駐車場を出る時にその券で出るのですが、これが分からず専用駐車場のエンジニア??に聞いてようやくこの方法がわかりました。 ついでに返却場所の地図は有るかと聞いてみると、
「BathのOfficeはナビにあるよ」ということでこれも解決。(「本当は解決ではなかったのですが、、、)。
ようやく第一の目的地であるWindermereへ出発できました。
英国での運転は初めてなので緊張の連続です。
まず、右ハンドル左側通行なのでこれは問題がないのですが、ワイパーとウインカーのポジションが反対で、ウインカーを出す時にいワイパーを動かしてしまいます。
次に英国特有のロータリーの通過の仕方(基本的に信号はありません)。左折する場合はいちばん左の車線を通行すれば問題ないのですが、直進や右折の場合、右車線から入りロータリー内で左車線に移動してそれぞれの通りに入らなければなりません。右側から来る車が優先ですから、これがロータリー内でどこに行くのかを確認してからロータリー内に入ります。目的の通りをミスした場合、そのままもう1周し入ることになりこの失敗を何回かやりました。
今回は出発前にGoogle Earthを使い、入念に目的地の設定とルートの確認を行いシュミレーションをやってきました。
それにしてもGoogle Earthはすごい。まず、Google Earthで目的地を探します。 たいがいのスポットはマークされていて、写真まで見ることができます。これら目的地のスポットをマークしてルート検索をすれば、最適なドライビングルートと距離、時間が表示されます。 これはまさにカーナビですね。 (日本の場合はこのサービスはなく駅ナビになっています。)
Google Root MAP | Google Navigation |
事前のシュミレーションとカーナビの指示で、空港から迷うことなく高速M6号線に乗ることができ、約1時間半で「湖水地方の中心の町」Windermere”に到着しました。
湖水地方はその名の通りイングランド地方の北の端、スコットランドとの州境の丘陵地帯に多くの湖が点在し、その風景を楽しむため多くの観光客やハイカーが訪れます。また、19世紀後半よりこの地より自然保護運動がおこり、その中心となったのが詩人ワーズ・ワース、思想家ジョン・ラスキン、ピーターラビットの作者ビアトリックス・ポター達で、今回はこれらの人物の足跡をも訪ねることになります。
Windermere駅裏のスーパーの駐車場に入れまずは今夜のビールと水を調達。
次に隣にあるインフォメーションセンターで観光に必要なパンフレットをゲット。
ここで係りの人と挨拶をかわすと、
「明日予定しているコニストン湖方面のコースはマラソンが行われる予定で混雑が予想されるので避けたほうがいい」
との情報を得て明日のコースを急遽変更せざるを得なくなりシュミレーションもくるってしまいましたが、まあ何とかなるか???
インフォメーションセンターを後にWindermereの町を散策。その後坂を15分ほど下ると、Bowness-on-windermere という町に出ます。
ここは湖水地方では一番多くの観光客が訪れる軽井沢のような街、ショップやホテル/B&Bが立ち並んでいます。
この街の中に、「The World of Beatrix Potter Attraction」というPotterの生涯と作品を紹介した博物館をで訪れてみました。
館内にはPotterの生涯を紹介するビデオとその絵本のストーリーの模型が展示されており、小さい子供が訪れると喜ぶとは思いますが、小生には少し場違いのアトラクションでした。(6GBP)
Windermereの街角 | Windermere湖 |
博物館を出て徒歩3分ほどでWindermere湖の船着き場に出ます。日本で言うと芦ノ湖といった感じ。少し俗化しているところが難点で、週末でもあり観光客であふれていました。
早々に駐車場に戻り、今日の宿泊先のあるGrasmere湖に向かいます。 ここには詩人ワーズワースが過ごした住居 "Dove Cottage"が静かな湖畔のそばに今も残っており、博物館として管理されています。
今日の宿泊先のB&B "How Foot Lodge"は、Grasmereの町はずれにある"Dove Cottage"のそのすぐそばにあり、Windermereから20分ほどで到着しました。ここに2泊します。B&Bは夕食が付いていませんので、村の中を物色して一番よさそうなレストランに入りました。ここは、Grasmereの中心にあるSARASというレストランで、子羊のワイン煮込みを食べましたがソースが甘くこれは落第。やはり英国のレストランかと落胆。宿泊先にもどりビールで口直しをし本日を締めくくりました。
Grasmere Main Street | Grasmere 郵便局 |
How Foot Lodge入口 | How Foot Lodge全景 |
How Foot Lodge室内 | How Foot Lodge食道食堂 |
ここで、英国での日程を確認しておきます。
5/17(SAT) | Paris to Manchester | BA4852 | 9:55 | 10:30 | Manchester |
5/17(SAT) | Manchester to Lake District | *** | *** | *** | Grasmere |
5/18(SUN) | Lake District | *** | *** | *** | Grasmere |
5/19(MON) | Lake District | *** | *** | *** | Keswick |
5/20(TUE) | Hadrian Wall | *** | *** | *** | Keswick |
5/21(WED) | Keswick to Stratford-upon-Avon | *** | *** | *** | Ebrington |
5/22(THU) | Cotswolds | *** | *** | *** | Bibury |
5/23(FRI) | Cotswolds | *** | *** | *** | Bibury |
5/24(SAT) | Bath/Stonehenge/Windsor | *** | *** | *** | London |
5/25(SUN) | Canterbury/Leeds Castle/Rye/Seven Sisters | *** | *** | *** | London |
5/26(MON) | British Museum/National Gallery | *** | *** | *** | London |
5/27(TUE) | British Museum/Westminster/Bakingum | *** | *** | *** | London |
5/28(WED) | London to Paris | BA314 | 14:05 | 16:25 | Paris |
5/29(THU) | Paris to Narita | JL406 | 19:05 | 13:55 | Narita |
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