ケルン、チュリッヒ、ヴェローナへの旅
2007年3月19日より28日まで出張でケルン(ドイツ)、チューリッヒ(スイス)、ヴェローナ(イタリア)と廻って来ました。
今回は仕事の合間を縫ってそれぞれの都市に残されているローマ時代の遺跡を訪れてみました。
ケルン
2年ぶりに訪れたケルン、今回も滞在期間中天候に恵まれませんでしたが、前回と違い駅から近い町の中心部のホテルに
滞在することができ、ゆっくり街の中を散策する時間が持てました。
ケルン市は其の名の由来はローマの植民地、コロニーがなまったもので、ローマ帝国時代、ライン川を国境に蛮族と相対峙していたローマ軍の最前線基地がここに置かれており、この時代の遺跡が多く残っておりその一部はローマ・ゲルマン博物館に保存されています。博物館にはその時代の装飾品や、今日と変わらない形状をした手術に用いた医療器具も展示されています。
また、街の中にはローマ時代に築かれた防塁や城壁も一部残っており、この地がローマ帝国の最前線基地だったことを
伺うことができます。
ケルンで有名なのは大聖堂ですが、第二次世界大戦では、他のドイツの都市と同様に町のほとんどが破壊され、
大聖堂にも天上に爆撃を受け外見のみかろうじて残ったそうです。市立博物館には爆撃当時の当時の写真が残っていました。
さて、ケルンと言えばケルシュビール。あっさりとしていてぐいぐい飲んでしまいます。 友人に連れられていった古くからある
ケルンのドイツ料理レストランでは、ビールを3mもある細い筒状のサーバーに入れテーブルまで持ってきてくれます。
ここから注がれる適度の泡立ちをもったビールと名物のすね肉のローストの味がマッチして、
今回の旅ではドイツ料理を堪能することができました。