Appia Antica &Acquadotti Romani
2日目はアルケオバスにのりアッピア街道、水道橋、カラカラ帝の浴場を訪ねました。
9:00 | テルミニ駅よりARCHEOBUSでアッピア街道に出発 |
9:45 | アッピア街道到着徒歩にて散策 |
10:30 | 再びARCHEOBUSに乗車水道橋に向かう |
11:00 | 水道橋 |
13:00 | カラカラ浴場 |
14:30 | サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会 |
15:00 | ディオクレティアヌスの浴場 (国立博物館分館) |
16:00 | マッシモ宮(国立博物館) |
17:00 | ホテル |
テルミニ駅より始発のバスに乗りアッピア街道へ。アッピア街道は紀元前312年にローマ執政官アッピウス・クラディウスが軍事上街道の重要性を唱えローマで初めて建設された軍用道路で、その後ローマは「全ての道はローマに通ず」のとおり帝国の隅々にまで街道を建設します。アルケオバスは街道に向かう途中数箇所で停車しますが、最初予定していた停留所を見逃す羽目になりました。イタリアのバスは観光客向けでも車内で詳細な説明をしてくれないし停留所もはっきりしないので注意が必要です。 しかたなく次の駅まで行き、そこから街道を逆向きに戻るコースを取りました。街道に降り立つと、週末の朝ということもあり人影はまばら。時折自転車やジョギングを楽しむローマっ子が通るくらいです。青空の下、風の音と鳥の鳴き声が聞こえる澄み切った空気の中、自分の足音だけが大きく聞こえる静かなたたずまいです。 街道の左右には古代ローマ人の墓や遺跡、牧場などが広がり、其の真ん中を街道は一直線に伸びています。
まさに、この街道はローマ時代の高速道路。軍需に利用されると共に、ローマという大消費地に向かって多くの物資が運ばれ、民衆への食の安定供給と経済活動に大いに貢献したことでしょう。 街道からの物資と共にローマへは常に新鮮な水が水道橋により供給されていました。其の水道橋も紀元前4世紀に建設され、その一部がアッピア街道の近くに残っています。ここへはアッピア街道から再びアルケオバスに乗車し20分ほどで到着します。バスはしばらく停車してくれるので其の間に下車して水道橋を見ることが出来ます。
ここから折り返しバスカラカラ帝の建てた浴場跡を見学。 その後テルミニ駅に戻り近くにあるディオクレティアヌスの浴場跡に建てられたミケランジェロ設計のサンタ・マリア・デッリ・アンジェリ教会と2つの博物館を見学。2日目を無事終了しました。
ローマ時代の石畳 | 街道沿いに植えられているからかさ松 |
街道はまっすぐに延びる | |
Villa dei Quintili | 街道沿いには多くの墓が点在している |
?? | 今でも使われている水道 |
アッピア水道橋 | |
アッピア水道 | アッピア水道 |
カラカラア浴場 | |
カラカラア浴場 | ディオクレティアヌスの浴場 |
旅人の必需品 街道案内と距離が書かれたカップ |
3日目はローマ郊外のTivoliを訪れました。 NEXTをクリックしてください。