Las Vegas to Boston の大トラブル

4月2日日曜日、Las VegasからBostonへの移動日。 朝ゆっくりパッキングをしていると同僚から電話で、今日から夏時間のスタートで1時間時間が進んでいるとのこと、大慌てで荷物をパックしてフロントにチェックアウトに行くとコンピューターがダウンしていて長蛇の列が続いています。ここは臨機応変にエキスプレスチェックアウトで逃れ、何とか時間どうりに空港へ到着できました。 
空港で端末を使いチェックインを行うと、「使用機遅れのため本日の旅行はあきらめてください。明日の便に変更しますか?」とメッセージ。 「何、明日は仕事やで、なにふざけてんねん」 とカウンターへ出向き確認をすると、中年男の係員が 「ご搭乗の便が遅れており,、デンバーで乗り換えの便に間に合いません。何とか今日中にBostonにいける便を調べてみましょう。」 といろいろ試行錯誤をしてくれているうちに我々の後ろに長蛇のチェックイン待ちの列ができてしまいました。
悪戦苦闘している係員の後ろから怖そうな女の上司が近づきひそひそ話。 なにやら我々の便を調べてくれている係員をしかっている様子です。係員の顔色が変わり ”Everything is OK" とチケットをすぐに発行してくれました。
チケットの便名を確認すると前と同じ便名。不思議に思い係員に確認すると、これで"OK"だというので、代替機で運行するのかと半ば疑いながらげゲートへ。ところがゲートで待つこと1時間、到着便遅れとなり 「だまされた!!」 と気がつくも後の祭り。
きっと係員と上司の間では次のような会話がなされたものと推測されます。例えば関西弁では

上司 「何もたもたしてんの。チェックインの客があんなにに並んでいるやないの。規定の待ち時間を越えると減点やで!!」
係員 「こちらのお客様が、デンバー便の遅れでボストンに着けず代わりのルートを探しているのですが、休日で各便満席です」
上司 「そんなん、我々の仕事やないわ。ボストンで手続きをさせたらいいやないの。はよチェックインさせてしまいなさい」
係員 「それでは顧客満足になりませんが、、、」
上司 「この客一人が客とちゃうで。ほかの客が文句言いにきょるで。 はよ、ちゃっちゃとやらな首やで!!!」
係員 「はいそのように」

これはまさにアメリカ流の解決法。このようにして我々はまんまとだまされてしまったのです。 
これがUAのフレンドリースカイサービス!!。

さて、待ってていては拉致があきませんからここから第二段のファイト。 
ゲートカウンターで、「今日中にBostonに着きたい。 firstclassでも何でもいいから探してくれ」 と掛け合いましたが、前便満席で同じような客がゲートで同じクレームを繰り返しています。最後に 「我々はインターナショナルフライトの顧客でスケジュールどうり動かないと仕事が出来ない。」 とねじ込み、何とかデンバーで優先待ちを確保。 でもほかにも20人ばかりBostonに行く客がいて、不安のまま3時間遅れの便でデンバーへ。
デンバーでは案の定次のボストン便は満席。 「誰か明日に旅行を延ばしてくれませんか? 伸ばしてくれたらBostonまでの往復航空券と本日の宿泊代を進呈します」 と係員がボランティアを探しています。うわさによると、UAは常に10%位のover bookingをしており、この案内はいつも行われているそうです。
この呼びかけに2人ぐらい応募がありましたが、多くの優先待ちの客がいて、ついにこの便に乗れず3時間後の次の便を待つことになりました。(ところが荷物だけはこの便で送られたそうです。) 
次の便では同じような状況で、ようやく同僚の一人を押し込むことに成功。Bostonで先についている荷物をピックアップしてもらうことにしました。ラスベガスから同じ便に乗ってきてボストンに行きを待っているおばちゃんが 「何であんたの同僚だけ乗れたの?」 とひつこく聞かれ返答に窮することもありました。
デンバーに到着後7時間、ようやく最終便の一つ前の便に、乗り継ぎ便遅れの客の代わりに最後のコールで搭乗することが出来ました。ボストンに到着したのが午前1時。レストランもしまっており、空腹のまま空港近くのビジネスホテルで一夜を過ごしました。
もう一人の同僚は最終便に何とか乗れたのですが、ボストンのホテルに到着したのが朝の7時30分、着替えもそこそこにクライアント先に向かうことになりました。 後でこの同僚から聞いた話ですと、最終便も出発がおくれ彼はデンバー空港でで13時間以上過ごしたことになります。また、この便にも搭乗できなかった客も多く、例の小生にひつこく質問していたおばちゃんも乗れなかったそうです。

教訓: 
US国内便では出来るだけ直行便を選択すること。 
デンバーではひんぱんにこのようなトラブルが発生するそうなのでので、デンバー乗り継ぎは避けること。

ボストンで2日目の夕食は名物のロブスターを堪能し、次の朝サンディエゴへの向かいました。 
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ボストン湾の日の出































































   

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