ザマルカンマーグート〜ウィンーン
さて、今回の旅も最終段階に入りました。
ザルツブルグを後にしバスでザンクトキルゲンに向かい、ウォルフガング湖を遊覧船でザンクトウォルフガングへ。ここから登山鉄道で１時間ほどのシャフベルグ山へ登りました。この登山列車は遊園地の汽車に毛が生えた程度の乗り物で、急な坂ををあえぎながら登ります。単線で先行していた汽車が急坂を登れず立ち往生しすると行ったハップニングにも出会いながら、何とか頂上にたどり着きましたが、同伴者の行いの悪さでモンブラン登頂のときとは異なり、雨と霧に包まれ下界がまったく見えない状況にがっかり。売店でパノラマ絵葉書を購入し其の雄大な景色を想像しながら山頂を後にしました。ザンクトウォルフガングから世界遺産の町ハルシュタットに立ち寄り、そしてウィーンへ。ウィーンは人口１８０万人、町の中をドナウ川が流れ、ハツクスブルグ王朝により栄えた文化都市。モーツアルト、ベートーベン、ブラームス、シューベルトなんど多くの音楽家を生み育てた町でもあります。残念ながら今回のたびではゆっくり演奏会を楽しむ時間もなく、ただ其の雰囲気を美術館やカフェのケーキで満喫した訪問でした。

ウイーンミッシェル広場と王宮の門

シャフベルグ登山鉄道（ザルツカンマーグート）	ヴォルフガング湖（ザルツカンマーグート）