1998年1月にPhoenixに旅行際、熱気球にのる機会がありました。
砂漠の上を約1時間半のフライトでしたが風も穏やかでとても気持ちの良い
ものでした。日の出と同時に準備開始。気球を広げると20mぐらいの長さが有り
これに大きな扇風機で風を送り込み、バーナーを燃やして空気を暖めます。
空気が暖まるとともに、気球がたち始め垂直になったところで
ゴンドラに乗り込みます。ゴンドラには5つの区切りがあり、
真ん中にパイロット、四隅に4-5人づつ乗り込みました。
上昇は、低速エレベーターといったところで、上空に出ると少しの風で
ゆっくり流されてゆきます。
同じ場所でも高度により風の速度が違っており、上手く風をつかむまで
長年のキャリアが必要だとパイロットが言っていました。
乗ったゴンドラは、写真にある通り15人ぐらいは乗れる大きいもので、
立ったまま乗ります。ゴンドラの中央にガスバーナーが2基ありこれを燃やして
暑い空気を作り上昇し、空気を抜くと下降します。
バーナーのシューと言う音のほかは本当に静かに空中に浮いています。
気球でいちばん難しいのは着地で、ソフトランディングとは言うものの
ブッシュの上に立ち往生、トレーラーにゴンドラのままのり予定地まで牽引して
ようやくOFFとなりました。
皆さんも、一度お試しください。
ゴンドラは15人乗り
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大型扇風機でエアーを送む
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READY TO TAKE OFF
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飛行認定書