2000年の中国の正月は2月4日から。ちょうどその前日まで4日間ほどSingaporeに出張に出かけてきました。
Shingaporeは人口3百万人、一世帯あたりのGDPは日本に並ぶ裕福な都市国家です。香港に比べると格段に町の中が整備されており、樹木が多く南国に来たという印象を植え付けてくれます。1月末とはいえ常夏の国、20度を越える気温と高湿度に迎えられました。 また、雨季の終わりとあって毎日3−4時間は激しい雨に見舞われました。
滞在した場所は中心部から外れたSentosa島というリゾートホテルで、中心部から車で20分のところにす。Singaporeとは橋で結ばれていて、島内はゴルフ場やプール、水族館などが点在しています。 残念ながらこれらの施設を見る機会はありませんでしたが、Singaporianの家族連れが訪れる遊園地といったところでしょうか。
さて、Singaporeといえば罰則が厳しくそのせいか町の中にはごみが散乱している状況は見受けられませんでした。ただタバコだけは例外で、歩きながらのスモーカーが多く、ポイ捨ても多く見かけられました。まだまだ欧米に比べるとスモーキングマナーがよくないようです。
街中でもうひとつ驚いたのが、あの香港でさえ警察の取締りにより少なくともメインストリートから消えたソフトの不法コピーが、町の真中のあちこちで売られていることでした。CD1枚S$10-12と日本円で700円位で香港よりも幾分高めですが、さまざまなPC Softやゲームのソフトが堂々と売られていました。
シンガポールの若者の間では、今日本ではやっているものに大変関心が高く、アニメや音楽、ファッションなどかなり日本の若者の流行を取り入れているようです。またテレビドラマもほとんど同時放映されているみたいで特に、キムタクは女に子に大変人気があるようです。いま、日本ではやっているスケートボードも若者のうちではやっているらしく、町の中でよく見かけました.。
Singaporeは、国際観光都市、2000年を記念していろいろなイベントが企画されていて、町のあちこちでその案内の看板が目に付きます。また、internetをつかった案内パネルが町のあちこちにありこの国の情報発信に対する姿勢が伺えます。
Singaporeは電脳都市国家として、アジアの金融中枢のインフラを着実に固めつつあるようです。
そふとのコピーを売っている店が多くあるビル |
街角にあるタッチパネル式情報端末 |
2月といえ真夏の日差し |
Sentosa島より対岸の島の明かりを展望 |