香港便り10月

油麻地(Yau Ma Tei)の青空市場

ブラジャー屋と魚屋が並んでいる
中華人民共和国成立49周年を祝う横断幕も掲げられている

10月の1-6日まで大宮に戻っていて、7日に香港に帰ってきました。

10月1-2日は国慶節。1日にはビクトリアハーバーで花火が揚がったそうです。

町の中も不景気を一掃しようとあちこちで慶賀の横断幕が掲げられ、バーゲンセールが行われました。

9月の末に九龍側の油麻地という所をぶらつきました。

ここは露店で有名な旺角とチムサーチョイの間に位置する街で

近くにヒスイのマーケットがあったり夜は屋台や見せ物小屋でにぎわう街です。

昼間は比較的静かな街ですが、一歩路地を入ると青空マーケットが開いていました。

そこには八百屋、パン屋、果物屋、電気屋、修理屋、衣類屋

などが左右に露店を出し中央にも鳥屋、下着屋、魚屋、などが所狭しと

露店を広げています。魚屋には生きたウナギ、かめ、カエルや魚が並び

道の真ん中で中国包丁で魚をさばいています。

その隣では女性の下着を売っており、魚屋で買物を終えたおばちゃんが片手に魚の入った袋を持ちながら、
もう一方の手でブラジャーを物色している光景を見るとああ、ここが香港だと納得します。

青空市場を離れ上海街を歩いているとあるブロックに棺桶屋が並んでいます。

キョンシーに出てくるような立派な棺桶がおいてあり

思わず値段を聞いてしまいそうになるぐらいインテリアとしても使える代物です。

さて、引っ越しが10月24日に決まりました。

このシリーズもこれで最後になるかもしれません。

日本に帰郷しても当分はこちらに来ないといけないので、旅人の立場から香港をレポートしたいと思います。

魚屋は子供が店番

ブラジャーを買う香港太太(右)

棺桶屋

向こうに見えるおじちゃんが店番をしていたが
カメラを向けると向こうに歩いていった

旺角で見つけた日本料理屋

貴花田の名前が懐かしい