広東語と広東料理
 
スターフェリーよりセントラルを望む
 

回帰より1カ月半が経ちました。 

回帰以来続いていた雨も、ここに来てやっと晴れ間が見えるようになり、
気温も夜間は、30度を下回っていくぶんしのぎやすくなりました。
今日は久しぶりに自転車に乗り、上環の町中をミニバスとレースをしてきました。
赤とんぼも見られるようになり、ようやく夏の終わりを感じさせられるこの頃です。

さて、前回の報告以来、私の課題について格段の進歩がありました。
その一つは広東語で、日本人クラブの主宰するクラスに参加、
週2回4時間の特訓を受けています。
残念ながら、クラスには可愛いおねーちゃんがおらず、興味は半減ですが
広東語の方は、少しは進歩がありました。
英語で言うと、
What is your name? My Name is ....
What time is it now?  It is ....
Are you a Hong Kong Yan?
Who is she?
I like Hong kong Very Much
Do you have Beer? I need Beer.
My tel number is ....
You became so beautiful!!
What do you want?
etc.etc.
覚えた言葉を忘れないように毎日使うことにしています。

広東料理にもバラエティーがバラエティーが増えました。
エビと野菜のあんかけで、野菜はセロリとブロッコリーを使います。
かたくり粉をスープでといてとろ味を出すのですが、両方の分量が判らず、
最初は、スープが少なすぎて、かたくり粉がだんごじょうたいになってしまう
失敗をしてしまいました。いろいろ実験をした結果、最適の分量を見つけたので
ようやく見栄えのよいものが出きるようになりました。
この料理は、応用範囲が広く、エビの替りに、豚肉や、鳥肉でもいい味が出ます。
ただし、野菜にきゃべつを使ったのですがキャベツの水っぽさがでて、
これはいただけませんでした。

7月の終わりには、Bangkok,Kuala Lumpur,Singapore, Jakartaと駆け足で
回ってきました。ほとんどオフイスとホテルの往復でしたが、
この4カ国の国民生活の違いは相当なものがあります。
Singaporeは、香港、日本と同じぐらいの世帯あたりのGDPがありますが、
Malaysiaは1/3、Thailandは、1/4、Indonesiaは1/6でこの3カ国は市民の中に
かなりの貧富の差があります。
Bankokでは聞いていた通りの交通事情の悪さを体験させられましたが、
Thank you をするのに相手の目を見て手を合わせお辞儀をされるのには
恐縮してしまいました。本場のタイ料理もExcellent!!
ただし、残念ながら絶妙のタイ美人にはお目にかかれませんでしたが、、、、
KLは、タイと違い、町の中もきれいで落ち着いた感じがしました。
(ただし、最近AMEXの入っているビルの地下駐車場が爆弾テロに会ったそうですが)
マレーシアは、主にマレー人、中国人、インド人からなる他民族国家ですが、
それぞれの人種で動作の仕様がちがうのが面白い経験でした。
(1日しかいなかったので、多少独断ですがマレー人の女性は、
中国人と違い、動作もひとやかで日本人に似ているようでした。)
Jakartaでは、ホテルの運転手でさえ、香港以上の粗っぽい運転で、
2度ほどクラッシュ寸前の状態に命が縮まる思いをしました。
ここは、御存知のとおりの回教国で、日に6度(?)人々はお祈りをします。
朝は、4時にモスクからコーランが流れ、1日が始まります。
従業員は、ビルの中にある礼拝場で勤務時間中に礼拝を行っていました。
インドネシア料理の方は、現地にすんでいる私の学生時代の友人が最高級の
レストランに連れていってくれたのですが、あじはいまいちでした。
町中には、観光客相手の私設ガイドがいて頼みもしないのにつきまとい
最後にチップを要求する者、チケット売り場の前にいて、客が入場料金を
確認する前に自分が客から多めの料金を受取り差額をくすねる者といろいろ経験
させられましたが、いずれもわれわれからすると小額だったので
寄付したと思ってあきらめました。(ルピーの単位は大きいので
何時も戸惑ってしまいましたが、、20,000ルピー=1,000円)

こんなところが、赴任6カ月目の近況です。
明日は、抗日記念日でオフイスは休みです。
こちらも、この週、さまざまな幽霊が巷に帰ってくるので、
帰りの駄賃にと、道の端で紙のお札を燃やす光景を見かけます。
お金を燃やすところが香港らしい所ですね。