絵画

Lornard da Vinch

ルーブルには、ダ・ヴィンチの作品が「モナリザ」を除いて数点があり、長い回廊の壁面に展示されいます。
それらの作品は、注意しないと見落とす可能性があるくらい多くの絵画が飾られた壁面の一部に飾られており、作品の間近くで鑑賞できます。 日本では考えられませんね。

彼の傑作の一つである「岩窟の聖母」は、同じ構図のものが2枚が発見され、1枚がLouvreに、他方はLondonのnational Gallryに収蔵されています。
今回両美術館を訪れる機会があるので、両作品を比べ見るのを楽しみにしてきました。
この絵にはいくつかの謎があるとされています。

なぜ同じ構図のものが複数作成されたのか? 
どちらが先に描かれたのか? 
描かれている2人の幼児のうちどちらがキリストなのか? 

これらの疑問の多くはほぼ解明されているとのことですが、これが我々の興味をさらに引き付けることとなります。これらの諸説は専門家の解説にゆだねるとして、今回感じたのは、「岩窟の聖母」のマリアの顔と、ミラノ サンタ・マリア・デッレ・グラツィェ教会にある「最後の晩餐」のヨハネの顔が酷似している点で、ダビンチコードのストーリーで秘密結社の一員であったダ・ビンチが、聖母に似せてマグダラのマリア像を描き、暗にキリストの妻であったことを暗示させたのではないかという妄想も浮かんできます。 
素人ながらLouvreの作品のほうがうまく描けているように思えたのは、輪郭のあいまいさと光線の具合かもしれません。

岩窟の聖母 Louvre版
岩窟の聖母 National Gallery版
最後の晩餐 
岩窟の聖母 Louvre版


フランス絵画

さすが地元だけあってルーブルには、「ロマン派」のドラクロア、「新古典主義派」のダヴィッド、ジェr−ル、アングルなどフランスを代表する名画が多く収蔵されています。 今回初めて出会ったフランソワ・ジェラールやポール・ドラロッシュの絵画は、そこに描かれている人物の素晴らしさに目を見張るものがありました。


ウジェーヌ・ドラクロア 民衆を導く自由の女神 ルイ・ダヴィッド ナポレオン一世の戴冠式 (部分)
フランソワ・ジェラール ダフネスとクロエ ラ・トゥール 大工の聖ヨセフ
ドミニック・アングル アンジェリカを救うルッジェーロ ポール・ドラロッシュ 若き殉教者 (部分)


Johannes Vermeer

フェルメールの作品は数点展示さています。小品故これらを探すのに少し時間がかかりました。

ヨハネス・フェルメール レースを編む女 ヨハネス・フェルメール 天文学者 (部分)



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