ジュネーブ
ジュネーブでは休日を利用してかねてから行きたかったバウアー美術館とモンブランを訪れました。
バウアー美術館は東洋美術のコレクションで有名で中でも鍋島、伊万里のいい品を所有しています。山吹の色絵の鍋島の大皿が有名で、また柿右衛門の龍を描いた大皿もすばらしいものでした。これらは機会を見付け小生の美術館のサイトでご紹介します。
ジュネーブへついた翌日は前日降っていた雨もからりと上がりスイス晴れとなり、モンブランへの小旅行に出かけました。
モンブランへはバスでフランスへ入りシャモニーへ。シャモニーへは約2時間半で到着、そこからエギュユ・デ・ミディの山頂3842mまで2つのロープウエイを乗り継いで一気に登ります。山頂からはモンブラン、グランジョラスなどスイスアルプスの雄大な山々が目の前に眺めることが出来ました。ただし一気に4000m近い高度に上がってきたので階段の登りには息苦しく、登山と同じように一歩一歩登るという有様でした。案内してくれたガイドによると、「こんなに雲ひとつなくまた無風に近い状態はなかなかない」そうで気温は0C以下にも関わらず薄いコートで十分耐えられる気候でした。山頂で1時間ほど過ごしシャモニーで昼食、午後は登山鉄道でメール・ドゥ・グラス氷河に向かいました。登山鉄道にはアプト式のレールが施設されており、これに列車のギヤを引っ掛けて急な坂を上ってゆきます。氷河展望台に着くとそこからリフトを2つ乗り継ぎ氷河へ降りることが出来、氷河の中をくりぬいた洞窟が造られています。ここは先ほど上がったエギュユ・デ・ミディ山頂からスキーで氷河を下ってくる人々の最終地点にもなっており観光客に混ざり多くのスキーヤーもリフトと鉄道を利用してシャモニーに帰る拠点にもなっていました。
エギュユ・デ・ミディ山頂からスイスアルプスを望む。 右から2番目のいただきがグランジョラス
                            



















ジュネーブのメインストリート バウアー美術館

メールドグラス氷河


スイスアルプス左下はシャモニーの町 モンブラン山頂
氷河鉄道 メールドグラス氷河



さてこれで最初の旅行は終わりです。この後は1週間後に再び訪れたドイツ、オーストリアの違った風景は次回お届けします。
お楽しみに??   




  
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