天安門広場               Photo ©Yoshi Kitamura

浅田次郎の著に「蒼穹の昴」という小説があります。清朝晩期、西大后慈禧の時代の紫禁城を舞台に、2人の青年が、一人は皇帝側に一人は西大后側に仕へ互いに時代の渦にに巻き込まれて生きて行く様を描いています。小説に描かれていた様々な場面を思い浮かべながら、その舞台を巡ることが出来大変楽しい旅になりました。

歴史にもしは在りませんが、もしこの時代に中国が日本のような明治維新が出来ていたら、20世紀に先進国の一翼をになっていたかも知れません。明の三代天子永楽帝により築かれた紫禁城は、明清と中国歴史文化の中でもその頂点を極める時代とその後の混乱の時代を見てきました。21世紀、中国は昇竜の勢いで独自の文明をアジアから発信するに違い在りません。今回、西安から始めた旅は、その壮大な歴史のほんの一角を垣間見ることが出来た貴重な経験でした。

人民大会堂

皇帝の公式行事が行われた大和殿

大和殿玉座

            大和殿天井の円球           (皇帝にふさわしくないまのが即位するとこの円球が落下して頭を砕くとされていました)

最後の皇帝が自転車の練習をしたといわれる通り

裏門に当たる神武門

 

 

    

 
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