古代ギリシャ遺跡を巡る旅 2018年9月
Knossos
クレタ島クノッソス遺跡 |
DAY 6
滞在6日目、パトモス島を昨晩出港して早朝にクレタ島イラクリオン港に到着。早々に朝食を船内で済ませ上陸。港からバスに乗りクノッソス遺跡に向かいました。本日はクノッソス遺跡見学後午後サントリーニ島へ向かいます。
イラクリオン港入港 |
クノッソス遺跡
クレタ島周辺の島々には、BC6000年以前アナトリアから海を越えてわたってきた人々が農耕定住を始めました。BC2000年を過ぎると大規模な宮殿が作られるようになりクノッソス遺跡はその代表的な遺跡だそうです。このころの文明をミノア文明とよびBC1500年前後で全盛時期を迎えます。ところがBC1370年頃、突如としてクノッソス宮殿は破壊されてしまいます。その原因は諸説あって定まっていないそうですが、現在われわれが遺跡として見られるのは20世紀初頭イギリスの考古学者アーサー・エヴァンスにより発掘、一部復元されたたものです。 詳しい歴史は少し長い映像ですが(20:03)下記のプログラムをご覧ください。
ミノワ文明(23:03) (出典:You Tube) |
見学ルートは、西の庭から正面玄関入口を回り込み中庭に出て王座の間(地図中庭左側)、東側の女王の間(地図右側)、ジャイアント・ビトイの前を通り牛の壁画の建物回り込み、さらに進み劇場、そして北の出口から入場ゲートに出ます。
クノッソス遺跡図(地球の歩き方ギリシャより) |
宮殿の復元CGがありましたので下記を参照してください。
クノッソス遺跡(4:24) (出典:You Tube) |
クノッソス遺跡(2:38) (出典:You Tube) |
正面玄関入口横から入ります。南側には住宅跡があり、そこには下水が完備されていた跡を見ることができます。
宮廷正面入り口 | 住居跡 下水が完備されていた |
玄関を入ると行列の壁画(複製)が飾られている建物に出ます。
行列の壁画廊下 |
さらに進むと奉納庫跡を過ぎ王座の間に出ます。
王座の間 |
中庭 |
王妃の間 | 両刀斧の間 |
東の入口から左に回り込み牛の壁画の間に出ます。
牛の壁画の部屋 |
牛の壁画の部屋 |
牛の壁画の間を通り過ぎるとなだらかな階段状の坂になっており、ここは600人ほどが収容できた劇場だそうです。ここを通り抜けると北口に出ます。 ゲートのそばにミュージアムショップがあるのでここでクノッソスの図録を購入しました。(博物館では見かけなかったのでここで購入して正解でした。)
劇場 |
北の入口へ |
イラクリオン考古学博物館
さクノッソス遺跡見学後バスで市内へ。ところが町の中心と遺跡の間にある大学で大規模な火事があり来た道は封鎖。ヘリコプターも動員され空からも消火に当たる大規模火災で、我々が町を離れる12:00頃はまだ鎮火していませんでした。回り道をしてイラクリオンの街に戻り、クノッソス遺跡から出土品が展示されている考古学博物館に立ち寄りました。
紀元前17世紀ごろの象形文字 |
王家のゲーム盤 紀元前16世紀 |
2300-1700BC | 水差し 2000-1800BC |
牛の角杯2000−1800BC | 踊る女性 1600−1450BC |
1800-1700bc |
角杯(リュトン) 紀元前16世紀 |
BC1500年ごろの像 埴輪に似ている |
石棺 1370−1300BC |
祭司またはユリの王子 | 角杯を運ぶ若者 |
献上行列 |
王妃の間にあるフレスコ画 |
角杯(リュトン)BC5 | 金貨の入ったツボ BC9 |
愛を語る男女の石碑 | AD2世紀ごろの石碑 |
博物館見学後、街で土産物を探しぶらぶら。あいにく日曜日ということでほとんどの店は閉まっていましたが、観光客相手の土産物店で地元産のオリーブオイルと蜂蜜をゲット。船に戻りました。
12:00に最終寄港地サントリーニ島へ向け出港。 NEXTをクリックしてください。